一歩進んで二歩下がる

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 シャツをめくって乳首をさらす、真っ赤になった鴻池が硬直する。  「なっ、舐めるんですかっ!」  「ん、どうぞ」  ずいっとそばによると、一歩後ろに退かれた。あれ?どんな妄想してたのかな、逃げられたのかと心配になる。その時、ごくっと唾を飲む音が聞こえた。なーんだ、良かったちゃんと期待してくれている。  「し、失礼します」  ちゅって、あっ……吸うの強いし。でも久々の感覚に腰が砕けてしまいそう。どこまで今日はいけるのかな。  「鴻池、僕にも舐めさせて……」  「ふわぁあっ!」  ぺろっと首筋舐めたら卒倒しそうになっちゃった。あれ?今日は途中でお預けなのかもしれない。
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