5人が本棚に入れています
本棚に追加
/71ページ
「私のサッカーを見てたじゃん!!」
俺は瀬奈先輩のサッカーを見てたのか?何もわからないからには話を合わせるしかないか……
「はい、なかなか上手かったですね」
俺の返しを聞いた後、瀬奈先輩は少しの間黙り込んでしまった
なんだこの間は……
「もしかして記憶がないとかありえる?いやないよねー流石にそんなのは」
「はい!?い、いきなりなんですか!?」
「なんてオーバーリアクション……本当に記憶がないの!?ワザとかと思ったけどそんなことする子じゃないからね」
バレてんじゃん……なんでだ……?この人にだけ打ち明けてしまうしかないか……
「……実は刺された日のことを何も覚えてないんです。刺された瞬間のことも何も……」
「まじ?そんなことあるんだね!!凄いなあ!!」
あれ?なんか楽しんでませんかね……?
最初のコメントを投稿しよう!