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雨の日の君が
無情な日々の中
ある日、忘れられない事が起きる
と言っても本当にくだらない
彼と雨の中帰る
それだけ。そんな想い出
でも私には忘れられない
傘をささずに、お互い笑いながら、手を広げて
まるでなにもかも忘れたみたいに雨に夢中になった
あの雨の日の君が
悲しいくらい笑顔で、悲しいくらいかっこよくて
お母さんに怒られたけど、なんとも言えない喜びがあった。
あの雨はもしかしたら
これから先幸せを奪われる私に作ってくれた
彼との大切な想い出を届けにきてくれたのかもしれない。
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