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「気の毒だけど助ける事は出来ないわ、それに変に同情するとあの霊達に漬け居られることになるから下手に関わらない方が良いわ!」
女の人は強い眼差しで僕に注言してきた。
僕はこれ以上何も答える事が出来なかった。
女の人は本気で言っているようだったから。
「霊界はね、複雑で怖いところなの、下手に同情したり他の霊を信用したりしたら危ない事になるから気をつけなさい!」
そう聞くとやはり霊界は恐ろしい世界のようだ。
だとするといち早く来世と言うところに行った方が良さそうだ。
「お姉さんについてきなさい、貴方はまだこの世界に来て間もないし色々とほっとけないもの」
そう言って僕の手を繋いでくれるお姉さん。
僕はこのお姉さんの事を知りたくなった。
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