2、時計
5/5
読書設定
目次
前へ
/
31ページ
次へ
ありえなくはないかと笑い合う。そう言えば過去にも何度か隆司と持ち物が被ったことがある。やはり兄弟というものはそれがたとえ義兄弟だとしても似てくるものなのだろうか。 「ところで、今日泊ってく?」 「いや、明日も早いからな、帰るよ」 「そう」 がんばってねという隆司の労いを受け、一宮は椅子を引く。なんとなく、もう一度目を向けた掛け時計は、午後十一時丁度を指していた。
/
31ページ
最初のコメントを投稿しよう!
2人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
3(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!