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咄嗟にその指を締め付けてしまい、何だかわからない恐怖に俺の涙も限界だった。
「うっ……ふぅ……やぁ……」
「大丈夫。慣らさないと雪ちゃんが辛いんだよ」
優しく宥めながらオキが俺の頭をずっと撫でてくれるが、それでも俺の恐怖はなくならない。
力を抜いたら、次にそこがどうなるか想像出来なくて怖い。
「……仕方ないな」
小さくオキが呟いたかと思うと、俺を撫でていた手はそのままで空いた方の手を伸ばし俺の乳首をキュッと摘んだ。
「ぁ……ああっ……」
そのまま、そこを弄られて今まで後ろに集中していた俺の意識が散らされる。
胸で感じる気持ちよさと、後ろに与えられる慣れない感覚がごちゃ混ぜになって俺の身体を襲う。
しばらく、それを続けられ喘ぐのも疲れてきたころ、陽愛くんが嬉しそうに言った。
「雪くんのここ……だいぶ柔らかくなってきた。もう三本入れても平気だし」
いつの間にかオイルも指も増やされていたようで、陽愛くんが指を動かすたびにそこから耳を塞ぎたくなるような湿った音が聞こえる。
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