這いずる神、裳裾より入る

ほどかれてつながる

　甘い痛みと、愛撫による快楽、ミヒロは、思うまま嬌声をあげました。

　痺れたように、何かがせりあがってきます。

「あああッ！」

　ひときわ大きな声をあげて、ミヒロが身体を震わせました。

　何も考えられず、舌で愛撫された場所の感覚が麻痺していました。

　もう、喰われて、なくなってしまったのかもしれません。