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焼けつくような感覚が、ミヒロを襲いました。
喰われて、なくなったと思った場所は、まだなくなってはいないようでした。
それどころか、熱い固まりを受け止めて、今となっては裂けそうです。
今度は、足から引き裂かれるのだと、ミヒロがさらに足を広げると、固いものが、さらにぐいぐいと押し付けられてきました。
ひどい痛みに、身体がひきさかれそうになると、目の前に貴公子の顔がありました。
貴公子の唇が、また、ミヒロの唇を覆い、再びミヒロの口の中が貪られます。
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