ほどかれてつながる

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 けれど、ミヒロの身体はどこも損なわれておりませんでした。 「お前は、私が食ってしまった」  そう言いながら、貴公子は笑ってミヒロを抱き寄せました。  ミヒロは、どういう事かわかりませんでした。 「どういう、事でしょうか?」 「お前は、私のものになったのだから、私の言うとおりにしなくてはいけないよ?」  貴公子の言葉に、ミヒロはきょとんとしました。
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