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何時間、歩いただろう。 ふと周りを見ると、俺は森の中に入ってたみたいだ。 死ぬのにはうってつけの場所だ。 そんなことを考えながら、奥まで進むと。 [とりあえず紅茶でも] と書かれた看板が、見えた。 こんな奥に、ポツリと一軒だけある家。 喫茶店か何かだろう。 そう思ったが、何故だか不思議と足はその家の前で止まった。
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