α×β

1/4
2370人が本棚に入れています
本棚に追加
/123ページ

α×β

高揚していた体が落ち着き始め、彼からのフェロモンが香らないな、と気づいた時…… 「戻ったね……」 「……え?」 「僕の特種能力は、6時間の制限付きなんだ」 「ろく、じかん?」 え?戻った? 僕……βに戻った、の? 彼はソファから立ちあがり、部屋にあったショールで僕をくるんでから離れ、自分はボクサーパンツとスラックスを履いてしまった。 「え……なに?どうしたの?どういうこと?」 「君はβに戻ったんだ、残念だ」 僕を見ることもなく、彼は「はぁ」と息を吐く 「え……なに、どういうこと……?残念ってなんだよ!?欲しかったのはΩの僕だけ?βの僕は要らないの?」 「え?なに言って……」
/123ページ

最初のコメントを投稿しよう!