CASE6 倉島みのり

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「まず、今回わかったことは3つ。まず1つ目、黄泉遊びには池と小さな女の子が関わっている。2つ目、黄泉遊びをした日から同じ夢を見て女の子が後ろに来ると死んでしまう。3つ目黄泉遊びの手順を教える黄泉子という謎の人物がいるってことだな。雷、どう思う?」 「たぶん私が視た女の子だと思う。」 「俺もそう思う。そしてその子は池で亡くなってる可能性がある。弥生は過去の記事とかを調べて5歳~9歳くらいの女の子が池で溺死したような事件があるかあたってくれ。」 「わかったわ。」 「雷は掲示板に黄泉遊びをしたい人を装って書き込みしてみてくれ。もしかしたら黄泉子がでてくるかもしれない。でてきたら弥生に特定を頼め。」 「嘉月は?」 「俺は宮沢さんに会ってくる。一応、報告と学校の様子も見ておきたいから。」 「学校に行くなら一緒に行きたい。もしかしたらあの女の子が視えるかも。」 「今日はいい。雷は事務所にいろ。昨日無理させただろ?」 「平気だよ。昨日は気にあてられただけ。普段は倒れたりしない。」 「でも今日はここにいろ。そのかわり闇を連れてくから。」 「は?なんで俺様が!」 「まぁ闇が行くならいいや。」 「俺はいいっていってねぇぞ!」 「闇、行くぞ。」 「ったく、こいつらほんとやだ。」 こうして無理やり闇を連れて学校へと向かった。
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