第3章 グループと私

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次に2グループ。 これは何とも奇跡、幼稚園の時の知り合いがいるグループ。 母親同士も知り合いで、とても良い。 私はまた同じことを言った。 「あの、きたばかりで分からないことだらけだけど、宜しくね」 「宜しくね」 とても素っ気ない感じだった。 干渉はどうやらしてこないようだし、良いかもしれない。 しかし、私を見ているというより、何か遠くのものを見ている気がした。 私は友達ではなく、あくまで校友(たにん)そう言われているように感じた。 でも、私は干渉されることが嫌いだったし、その校友(たにん)でいることを楽だと考え、ここに居座ることに決めた。
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