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「どうせネガティブな事しか考えてないんだろうけど」
深い場所に凶器の切っ先を押しつけられそのままグリグリと抉られた。
「ふぁっ……あぁっ………っあ、いいっ…ぁっ」
淫らな言葉を吐きながら男のもたらす快感に陶酔していく。
いつまでもこうしていられたらどんなにいいだろうか。
この行為が終わればまた酷い後悔に苛まれながら朝を迎えなくてはいけない。
明日なんて来なければいい。
希望も未来もない今の斗羽にとって、明日なんてものはあってないようなものなのだ。
ぼんやりとした脳裏に甘い朝を迎えた日々を思い出して、二人の男の面影がちらつく。
「気持ち良さそうだね。そんなにお尻がいいんだ?」
要が耳もとでひっそりと囁いてきた。
深く長く抜き挿しされて、入り口がクパクパと開閉する。
「いつも挿れられる側の俺でも魅了されるんだから君もけっこう淫乱な質だよね」
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