甘い朝

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「じゃあ俺はこっち」 矢田はベッドの下に移動すると斗羽の脚を割り開いた。 晒されたそこは乳首への愛撫だけですっかり硬度を増し、先端からはとろりとした蜜を滴らせている。 「乳首だけで勃起するなんてエッチだな、斗羽は」 揶揄されて身体がカッと熱くなる。 二人の巧みな手管によってすっかり淫蕩に変わってしまった身体は、些細な言葉や手つきも快楽に捉えてしまうようになっていた。 「本当に、君の身体はどこもかしこも愛しいよ」 音成がうっとりとするような声で囁きながら赤く熟れた乳首を舌先でちろちろと舐めてくる。 「……っふ…んッ…」 その刺激は腰骨の奥に響き、矢田の目の前に晒された屹立に連動するように伝わってくる。 「ほんと、かわいいよな斗羽は」 矢田の甘い吐息が屹立を擽り、そんな小さな刺激にさえも感じて先端から蜜を零れさせてしまう。 けれど言葉のわりにその手淫はもどかしく、擽るような弱い刺激ばかりだった。 決定的な刺激を与えてもらえないもどかしさに、斗羽は啜り泣いた。 「も…ちゃんとっ…さわって…あっ…ッ…」 「じゃあちゃんと言葉にしなきゃいけないな。ほら、ここはどうされたい?」 音成の指がぴんと尖った乳首を爪先で弾く。 恥ずかしさに顔を赤く染めながら斗羽は必死に答えた。 「いっぱい…吸って噛んで…」 「ここは?ここはどうされたい?」 意地悪な矢田の指先が斗羽の裏筋をゆっくりなぞる。 「口でして…先っぽグリグリして下さいッ…」 卑猥な言葉を口にさせられて羞恥でどうにかなってしまいそうだ。 二人の男たちはフッと笑うと一気に責め立て始めた。
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