その1

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「俺がこの血である限り、たとえ生まれ変わっても、憑かれる運命だって事はお前も知っているだろうが。」 「おう!!ずーっと一緒だからな。」 そう言いながら、カガミはシュルシュルとおれの腕にすり寄った。 変なものに取り憑かれてしまっているが、一番困っているのはこんな奴でも愛してしまっている俺自身についてだということは、こいつにはまだ内緒だ。
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