2
8/11
読書設定
目次
前へ
/
45ページ
次へ
そんな私の苦労を知ってか知らずか、クラスの違う蓮はちょくちょく私の元を訪れる。 今日もそう。最後の授業が終わるや否や、教室の女子に視線を一挙に集めて――でもそのことに本人は気づかず――私の机に両手をついて身を乗り出す。 「沙羅、あのさ――」 沙羅。私の名を口にする。 今日、部活あるけど、お前どうする? 先に帰る?
/
45ページ
最初のコメントを投稿しよう!
5人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
83(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!