源五郎

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源五郎

 安西ヒロシが眠りについた丑三つ時、源五郎は八丁堀霊岸島にやって来た。 「お腹が空いたワン!」  魚屋シキにやって来た。  江戸城御用達の活きた鯛を扱っていた。メチャメチャうまいなぁ!  そのとき!敵兵が槍で攻撃を仕掛けてきた!さらに騎馬武者が馬上から槍を繰り出してきた。このままじゃマズい!  そのとき源五郎が人間に変身した。  普段は犬の姿をしているがいざとゆーときは人格化する。  源五郎が刀を抜いて敵兵に襲いかかる。  骨を断ち切る斬撃の音とともに敵の首が血飛沫を巻き散らしながら吹っ飛んだ。敵兵の遺体を調べたところ、新撰組の別部隊、新微組の隊員であることが分かった。新撰組は京都に残ったが、新微組は創設者の清河八郎とともに江戸に戻ったのだった。
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