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「何が?」 「黒咲君は、転校してすぐに恋したらしい。 しかも初恋らしいよ。」 シェイクを飲みながら言った。 「へぇー。面白いじゃん。んで?」 「それ以上は聞いてないよ。 初対面だし、興味もないし。」 「そうなの? そう言う涼子は相変わらず、10年前の彼に ゾッコンなワケ?」 「それ言わないでよー!」 「あっ、図星なのね… でも、名前も知らないんでしょ? 彼も10年も経てば、忘れてるって!」
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