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その醜い容姿と、傲慢な性格から彼女からいじめを受けていた私。
美しい容姿と、厚い人望の裏では私をいじめていた主犯格である彼女。
私は、屋上の奥の手すりが脆いことを知っていた。それで、彼女を呼び出し、屋上から落とそうと企んでいたのだ。上手く揉め合いになるよう誘導し、上手く彼女を落とした。つもりだった。
だが、最後のあがきか、彼女は私の手首を強く掴んできたのだ。
あの教室の出入口にあった汚い机こそが、私の机だったのだ。私は急いで教室へと戻る。
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