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信長公は何を考えている? まぁ私には関係のない事だが...近藤...お前の守るべきものは私が守りたいものとは違うのだ。
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ん? ゾロゾロと何だ? 遠くの林を青色の羽織を着た男達が進んでいる。誠...村の者が言っていた新撰組なのか? しかし1人だけ違う装いの者がいるな...刀が二本。真紅に染まった二本の刀...あれがバーサスか。
今接触しておいた方がいいだろうか? いや、もう少し様子を見よう...!?
「何奴!?」
「どうした山口? 敵か?」
「いえ...殺気ではありませんでしたが中々の手練れの視線を感じまして...」
「1人か?」
「はい...おそらくは」
「ならば今は捨て置くとしよう。先を進むぞ」
..........気づかれた? この距離で気づくとはさすがは新撰組ということか。
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「新撰組とバーサスは予定通り。光秀はまだ接触無しか」
「強引にでも引き合わせますか?」
「いや、その必要は無かろう。行き着く場所は皆同じ...我等が取り入る隙は信長の出方次第。この時代でも天下は我等のものだ。はーっはっはっはっはっはっはっは!!」
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