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「貴方も、アイツに人生を...いや時代を狂わされた人なのか?」
「誰だ!?」
「敵...では無いと思う。私も貴方と同じだ。共に戦ってはくれないか?」
「アンタも大切な...人を?」
「...あぁ、そう。友を...」
「わかった、共に戦おう」
2人は本殿へ到着。
奥から声が聞こえる。
「光秀と...バーサスか? 良き日ぞ。今宵の宴には後1人足りぬが...まだ出て来ぬのか? 猿...」
「...いやいやいや、気付いておられたか。流石は信長様」
「よせ、ヌシの魂胆は分かっておる。余に代わろうとしておることは随分前から気付いておったわ」
「アンタが織田...信長なんだな?」
扉が開き奥から男が現れる。
「顔を合わせず失礼した。余こそがヌシらの言う漆黒の、織田信長ぞ...ふっふっふっ」
「何がおかしい!? お前に笑う権利は無い」
「権利...? 異な事を言う。余の撒いた種に狂わされたか...それは、すまなかった」
「そんな謝罪で...2人は、2人は殺されたっていうのか...織田、信長。俺はお前を殺す」
斎造は抜刀しバーサスを換装する。
「それが時代を護りし鎧、バーサスか。見たのは...初めてぞ」
「抜け!! 信長!! ここで終わらせる」
光秀も抜刀しトライゾンを換装。
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