警視庁第十九課 『七人目の大罪人』

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 突然映像は途切れ、小晴が口を開く。 「ここまでで、映像は終わりです。今は映像を解析して、この車の持ち主と、車の行き先を調べている最中です」 「そうか。下谷」  湊人が視線を上げて、小晴の目を見つめる。 「布井さんのこと、よろしく頼む」 「うん。私と成田さん、それに一課のみんなもいる。だから、待ってて」  湊人が頷いたのを見て、小晴と成田刑事は部屋を出て行った。
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