警視庁第十九課 『七人目の大罪人』

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 急いで警視庁に戻った湊人たちを待っていたのは、翔大だった。 「翔大、話は聞いたか」 「聞いた。せやけど、何で……」  翔大が言い終える前に、部屋に二つの影が入ってきた。  小晴と、成田刑事である。 「みなさん、そろっていましたか」 「本当に、何を言ったら良いのか分からないが、落ち着いて聞いてくれ」 「布井さんが、誘拐された」
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