タイムマシン

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「こんにちは」  にっこりと髪の長い女性が佇んでいた。何となく見覚えのある顔だ。  相棒がこちらをちらちらと見ている。 「こんにちは」  返事をしない私たちにまた、女性が声をかけた。 「本当にここって狭いよね」  女性は私たちが答えない事に期待をしてないかのように話し始めた。  確かに、この場所は二人が限度な広さしかない。 「えっと、どなた様?」 「ん? んー。未来人」 「えぇ……」
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