第1章【誰もやってないような仕事がしたい!】

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~事務所をやめて、飲食店を開業する決意~ 私のコンカフェ店員をしながら、タレント活動をする!当初の作戦が終了し、大人しくアルバイト先のデパ地下のケーキ屋に出勤。 4月の終わりで母の日のギフト関係に追われていました。 アルバイトではありましたが売り上げ関係は全て任されてあり、目標やノルマにも強いられ社員さんと変わらない業務内容をこなしていました。 帰宅してクタクタなのに高い化粧品や美容サプリを買っているため、夕食はいつものインスタント味噌汁にそうめんを少し入れたもの。 当時の月収は11万円から16万円程度。芸能のお仕事は月により差があるので不安定でした。 毎月出来る貯金は貯金箱にいれる数100円。 家賃は水道費込み3万8千円のワンルーム。 住み出してすぐに隣が怪しい植物の栽培に使われてて警察が来ていて、決して女の子が1人で安心して住むような物件ではなさそうでした。 家具はなく、布団とミニパソコンと小さな丸テーブル。 ガスコンロもなく、冷蔵庫も小さい備え付け。洗濯機もなく、100均の洗濯板で部屋干し。炊飯器はなくタッパーまがいの炊飯器もどき。電子レンジのみありました。 こんな状況でお金がないくせに3800円の美容サプリを買ってシャネルの化粧品を使ってました。 実話です!w でも大好きなナレーションやCMソングなどのお仕事ができていてすごく幸せでした! だけど毎日お仕事があるわけでもなく、メインはアルバイトなので打ち込んでいるってわけでもなかった。よくよく考えて『お店なら毎日打ち込めるし、毎日お仕事があるはず!よし、働きたいお店がないなら自分で作ろう!』と1日で決めて、古本屋さんに飲食店開業の本を買いに行きました。 選びに選び抜いた17冊中古で約5000円で買ったその本は読み込んだけど正攻法だと私には出店する予算がなさすぎて、まずお金を貯めなさい!終了!みたいな内容でした。 1年後、2年後までにお金を貯めてと一瞬考えました。時代は変わるし、そしたら自分が働きたいようなお店ができるかもしれない。 そのとき気づきました。 昨日行った福岡の8件はどこも平日なのにお客さんが5人以上はいたと。 もしかしたら今は流行りたてで需要のわりに選択肢がないんではないかと。今しかない。 福岡で私がコンセプトカフェのお店を出そう!と決めました。 image=510622308.jpg
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