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駄目だ。斎藤君の事しか考えられなくなりそうだ。
「それ。」
「え?」
「手伝えって言われてきたんだけど。」
「へ!?あ、ああ。うん。……じゃあ、あっちの棚の分数えて貰ってもいい?」
奥の方にある棚を指さす。
その分の一覧の紙を束から抜き出して斎藤君に渡した。
「ちょっと待ってて。」
記入するためのペンと、クリップボードを取りに行く。
すぐに斎藤君の元に戻りそれらを手渡した。
斎藤君が手伝ってくれたからか、思ったより早く作業が終わった。
倉庫での作業の後、記入済の紙を渡すとと斎藤君は大吾さんと一緒にバタバタと出て行った。
一人で事務所に戻って、パソコンで入力作業をした。
18時前には全て終わりに出来た。
一人自宅である二階に戻った。
姉も、今日は遅くなると言っていたので一人での夕食だ。
明日も学校は休みだし、先にお風呂に入ってしまおうかな。
そう思い準備をした。
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