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土門が居たら晩御飯を作って貰うつもりで、
アジトまで出向いて来たのだが・・・、
アジトの電気が点いて無い・・・。
留守なのだろうか？
ドアノブを掴んで回す・・・開いた。
「ただいま～。」
そう声掛けしたが返事は無い。
鍵掛け無いで出掛けたのかな凛斗？
そう思いながら電気を点けたら・・・、
椅子と共に凛斗が床に倒れてる！
まさか・・・死んでるの？
慌てて凛斗を揺さぶりながら声を掛ける！
「凛斗っ！しっかりしてっ！
凛斗っ！起きて凛斗っ！
しっかりして凛斗っ！」
ゆっくりと凛斗は目を開けた・・・。
寝てただけなのか・・・。
「いててて・・・。」
顔を歪めながら凛斗は起き上がった。
「ビックリさせないでよ～！」
ホッとしながら文句を言う私。
「ゴメン・・・寝落ちしてたみたい・・・。
ゲッ！・・・もうこんな時間か！」
「随分と壮絶な寝落ちね・・・。
そんな寝落ちの仕方するまで、
一体何やってたのよ？」
「昨日囃音さんの所から帰ってきて、
警察がクロプー達のオフ会の事、
何か調べて無いかな～ってさ、
データベースをチェックしたら、
参加したメンバーが載ってたんだ。
それでその人達の動画を全部観てたんだ。」
「何の為に？」
「情けは人の為ならずを、
誤用してないかチェックしてたんだ。
もし誤用してたら・・・、
ソイツが十三番目の魔女なんだ！」
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