第６話 神から与えられた権利

緊急オフ会

「ええっ？」
「ええっ？」

エリルーさんと望月(もちづき)さんがビックリして摩子(まこ)ちゃんを見(み)る。

「断罪人寄合処本所(だんざいにんよりあいどころほんじょ)の殿(との)。
　鬼巌院(きがんいん)轟龍丸(ごうりゅうまる)は拙者(せっしゃ)に御座(ござ)るよ！」

ニヤリと笑(わら)い腕組(うでぐ)みしている摩子(まこ)ちゃんが、
威張(いば)るようにそう言(い)った。

「・・・左様(さよう)で御座(ござ)ったか。」

望月(もちづき)さんが唖然(あぜん)としながら、
いつものように時代劇(じだいげき)の台詞(せりふ)みたいに呟(つぶや)く。

「ギャップが・・・半端(はんぱ)ないわ・・・。」

エリルーさんも唖然(あぜん)としてる。