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「かなりキツイな・・・。
コイツを妹が観ちまったのか・・・。
精神的にちとヤベェな・・・。」
望月さんは動画を観終わってそう言った。
「でも囃音さんには白城さんが居てくれるから、
・・・囃音さんは大丈夫だよ。」
「人がそんな単純に出来てんなら、
世の中にゃ精神疾患って言葉は要らねえんだ。
こういうのは後で来るんだよ・・・。
一人になった時とかにな・・・。
リンク・・・お前もそうなんだよ。
コイツを観て精神的ダメージ受けてんだ。
その対処療法として魔女探ししてんだ。
その自覚は無えだろうがな・・・。」
確かに・・・、
望月さんの言う通りなのかも知れない。
「オイオイ・・・、
そんなにしょげた顔をすんなよ！
俺は十三番目の魔女を探すなって、
言ってる訳じゃねえんだからよ。
対処療法としてそれを選んだんなら、
とことんまでやるのも有りだ。
ただし！闇ルートの売人探しとかの、
ヤバイ方向はダメだぜ！
見付からなくても問題は無えんだから、
頭の体操だと思って、
気楽にやれば良いんだよ！」
「気楽に・・・？」
「そうだ気楽にだ！
あ・・・そうだ！
気付いてるかも知れねえがな、
コイツ・・・誤用してるぜ。」
「誤用・・・？」
「前にチャットに書いたヤツだ。
情けは人の為ならずってヤツをな！」
あっ！そうだ！
十三番目の魔女は動画で言ってた！
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