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「コイツは善行のつもりで自殺幇助してんのに、
情けは人の為ならずとは言うけどもって、
逆接のけれどもを使ってやがる。
誤用して無きゃこの場合は、
言うからねとかになるんだよ。」
「じゃあ誤用してるヤツが、
十三番目の魔女って事なんだ！」
「慌てるな・・・、
日本人の三割近くが誤用してんだ。
それだけで十三番目の魔女って断定出来ねえよ。」
「・・・そうなんだ。」
「まあヤツが気付いてねえミスが、
他にも有るかも知れねえ・・・。
それを探してみると良い。
頭の体操のつもりで気楽にな！」
そう言って望月さんは、
僕の頭に手を乗せた。
「うん・・・気楽に探してみるよ。」
僕はニコッと笑って言った。
「それで元の動画が入ってたノートパソコンってのは、
押入れの中に入ってたんだよな？」
「うん！囃音さんがそう言ってたよ。
それで囃音さんが警察に届けたんだ。」
「・・・･そうか。
しかし黒・・・警察が見落とすとはな。」
「黒手帳って言わないんだ？」
「ああ・・・、
この口癖でリンクに正体がバレたからなぁ。
これからは使わねえようにしねえとな！」
「え～っ！じゃあこれからは僕が使おうかな？」
「おう構わねえぞ！
おっと！そろそろ戻らねえとな！」
「そうだね！そろそろチーバトの時間だしね！」
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