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玉の部分を触ってみようとするが・・・
シコル「あ、洗濯物」
空がオレンジ色に染まってきていた事に気づき、洗濯物を置いてきてしまっていた事を思い出す。
シコル「もうすぐ日も暮れるし、そろそろ帰りましょ。」
イチモツ「うん」
シコルの後を追うイチモツ。
シコルの案内のおかげで、なんとか村へと続く道に戻る事が出来た。
ここまで来れれば大丈夫だ。
イチモツ「助かったぁ」
シコル「ふふふ。」
笑い合う2人。
シコル「帰ったらすぐに傷の手当てもしなきゃね。」
イチモツ「そうだね。」
そして帰路についても2人の話題はやはり剣の話になる。
イチモツ「あんなところに洞窟があるなんてね。」
シコル「私も知らなかった、
でもそこに剣があったって事は、誰がが居たんだよね?」
イチモツ「誰かが住んでた感じはしなかったけど、そういう事になるよね。」
シコル「その剣を隠すためだったりとか?」
イチモツ「わからない・・・、これも何て読むんだろう?」
鞘の部分には何か文字が刻み込まれているが、知らない言語なので読む事が出来ない。
シコル「私にも分からない、古代文字かしら?」
イチモツ「俺も大きな街の本屋で古代文字に関する文献を見たことはあるけど、これは初めての種類だよ。」
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