第1話:「伝説の勇者の剣かもしれない」

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オフホワイトや村人の誰もその剣の事を知らなかった。 イチモツ「俺にもわかりません。これは今日洞窟で拾ったものなんです。      それにしても急に光りだすなんて・・・、      この剣には自ら発電する能力があるのか?」 オフホワイト「それにしてもまさか魔獣が現れるとは・・・。        もしかすると魔王が復活したのかもしれぬ。」 イチモツ「あの・・・伝説の?」 オフホワイト「魔王バイアグラじゃ。        かつて勇者イキリタツが討ち倒したという」 村人達がどよめき出す。 村人C「伝説じゃなかったのか?」 村人D「ということは、まさか魔獣を倒したその剣は!?」 イチモツ「これ、伝説の勇者の剣かもしれない!?」 オフホワイト「分からぬ・・・、だがまずは傷を癒そう。        シコル、イチモツと家に帰ろう」 シコル「うん」 シコルはイチモツの身体を支えた。 シコル「イチモツ、大丈夫?」 イチモツ「あちこち痛いけど、なんとかね。」 シコル「よかった・・・。お父さんを助けてくれてありがとう」 イチモツ「大事な家族を守っただけだよ」 笑顔を振り絞るイチモツ。 一雫の涙を流すシコル。 イチモツはオフホワイトとシコルに抱えられながら、自宅へと帰っていった。     
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