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村人E「剣が光るなんて見たことも聞いた事もない。」
イチモツもそうだ、しかし・・・
オフホワイト「今のところそれを扱えるのはイチモツ、お前一人だけだという事になる。」
イチモツ「そんな・・・、俺も無我夢中で・・・、どうして光り出したのかわからないんです。」
剣を見つめるイチモツ。
オフホワイト「そうか・・・」
イチモツ「どうすればよいのでしょうか?」
オフホワイト「まずは情報を集める事が重要じゃ。
勇者の伝説を語り継ぐ賢者シルダンユーを探す必要がある」
ざわつく村人達。
イチモツ「賢者シルダンユー?」
オフホワイト「勇者イキリタツの事を知る唯一の人物なのだそうだ。
だが生きているのか、どこにいるのかはわしにも分からん。」
村人F「そんな・・・、生きているか死んでいるかも分からない人物を探し出すなんて・・・」
雲をも掴むような話だ。
村人達の表情も暗い。
イチモツ「わかりました。俺が・・・いきます!」
戦士の瞳になったイチモツが立ち上がった。
村人達「おお・・・」
オフホワイト「おぉ、行ってくれるか」
シコル「イチモツ、そんな・・・あなたが行かなくても・・・」
心配そうにイチモツを見つめるシコル。
イチモツ「このままじゃ、またあの悪夢が起きてしまう。
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