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誰かがやらなくちゃいけないんだよ」
その時、ある村人が切り出した。
村人G「でも・・・、またあんなヤツに襲われたらどうしたらいいんだ・・・」
村人H「そうだ、イチモツがいなくなったら、その剣がなくなったら、誰がこの村を守るんだ!」
村人達「・・・」
イチモツが村を離れる事に異を唱える者が現れ出した。
オフホワイト「皆、鎮まれ」
オフホワイトがざわつく村人達を鎮める。
オフホワイト「イチモツ、昨日の魔獣については知っているな?」
イチモツ「はい。文献で読んだだけですが、魔獣の中でも最も弱い部類に入る方です。」
シコル「そんな・・・」
村人H「あれで一番弱いだなんて・・・。じゃあもっと強いヤツが襲ってきたらどうするんだ・・・」
絶望に表情を曇らせる村人達。
オフホワイト「だからじゃよ。
魔王が完全に復活して、魔獣の大群に襲われれば、この村なんぞ一貫のおしまいじゃ。
しかしまだ完全に復活していなければ、きっとそこに望みはある。」
イチモツ「はい!」
決意を固めるイチモツ。
村人G・H「・・・」
異を唱えていた者も黙ってしまった。
オフホワイト「すまぬな、村の事はまかせなさい。
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