あとがき

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 諸事情により、遅れてしまいました。 大変申し訳ありません。  難産でしたが、とても楽しかったです。 アイディアを出してくださったのは紅咲さん。 群青って、普段あまり使わない言葉ですよね。 それでもずっと昔から受け継がれているなんて、とても素敵だなと思いました。 そんな素晴らしい題材をうまく扱えた気はしませんが。 それでもその美しさに触れられたことを嬉しく思います。 それではプチ解説を。  「帰り道」 夕焼けと夕暮れの間の色。 雨でも時折覗く群青。 いつだって空は静かに広がる。 …的な? この作品は勢いで書いたので、自分でもよくわかりません(笑)  「お絵かき」 らしいですよ。 岩絵の具屋さんに見学に行ったことがあるのですが、群青はとても高かったです。 それを思い出して書きましたが、詩っぽくない。  「落とし物」 拾ったのは耳飾りなのか、キーホルダーなのか、ハンカチなのか。 私の拾ったそれは、ずいぶん時を経て持ち主に帰ったようです。 その色の名前を置き残して。  「群青を囁く」 紅咲さんへの恋文です。 それ以上はなにもない。  ペアに誘ってくださった、紅咲 紫さん。 本当はもっといい人がいたんじゃないかって思ってしまいますが。 それでもご一緒できたことをとても嬉しく思うため、これでよかったななんて(笑) 紅咲さんの鋭くて、切れそうな、激しくて静かな言葉が好きです。 今回の作品もとても楽しみにしています!  最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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