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3-6
どうやらここが俺の寮らしい
左右を見ると長い廊下があり、玄関があった
こんなところあるんだ
ともかく部屋に入って休まなくちゃな
ドアノブを掴みドアを開けた
「ん?」
一瞬、何かが光った気がした
だが、俺はそれがすぐ何かか分かった
すかさず避けた
バンッ!
予想通りだ
包丁が飛んできた
危な過ぎないかな、これ当たれば人死ぬよね
「誰だ!こんな危ないことすんのは!」
足音が聞こえてきた
この部屋は、奥にリビングがあり、隣に部屋がある
足音しているのは、リビングからだ
「もぅ~誰かと思ったよ」
「人なんだよな?」
リビングから出てきたのは、髪が短く少し身長の低い女と男みたいな女だった
だれだこいつら、ここって、俺の寮だよな
「えっと、あなたは?」
「俺の寮がここだと聞いてきたんだが・・・」
「新しい奴が来るって聞いてたけど男か」
どうやらほんとにここが俺の寮らしい
女子二人だとは聞いてないぞ
「良かった、これからよろしくな!」
「おう!まあ、上がれや」
少し長い廊下を歩きリビングに行く
そして、俺の部屋も案内され、そこに荷物を置き、リビングに戻った
リビングは、少し広く3人が入るのは、十分な広さになっていた
寮には、トイレやお風呂、生活に必要なものは、全て揃っていた
流石、金持ちだな
「そいえば、名前聞いてなかったな。俺は、司だ」
「私は、三春です!」
「あたしは、愛実だ。よろしくな!」
悪い人じゃないみたいで助かった
でも、こいつらよく差別しないな
俺のこと知らないのか
「0か」
愛実が言った
やはり、知らない訳ないか
だが、こいつらは、そんな事気にせずに笑いながら仲間に入れてくれた
「なあ、お前らは、差別しないのか?」
「あはは!するわけないだろ!子供か!」
「そうだよ、そんな事してるのは、上の人達だけだよ」
優しい人達がやはりいた
ほとんど差別してんのは、上だけか
ここの寮の二人は、敵じゃないな
良かったーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝になった
目を覚ますと二人は、いなかった
遅刻か、まあ大丈夫だ
なぜなら、0だから授業が好きにできるからだ
制服に着替え、外に出た。
出たらすぐに体が光った
これは、転送魔法か、ありがたい
「まあ、今日も頑張るか」
俺は、正式的にこの学園に入る事が出来た
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