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このなにもなくつまらない世界…
こんな世界で今日、
自殺をする
今自分は、どんな顔しているのか
そんなことを思いながら屋上に立っていた
死ぬ前に言いたいことがあったのだ
「この世界に俺が求めているものは
ない…」
そう言って飛び降りた
満面の笑みでーー
「う、うーん?」
そう言って目を開けた
あたりを見回した
なにもない白い空間
どこにいくのか分からないのに
「なんもないな…」
歩いても歩いてもそこには、
なにもない
その時だった…
バリバリバリバリ!!!
すごい音だ
何かが破れていく音
「なんだ!?」
彼は、焦っていた
なにが起きているのか分からずに
音のする方へ歩いて行くと
そいつは、そこにいた
「・・・・・・」
すごく綺麗だった
髪は、水色で長い髪だった
綺麗な青い目…
「どうも、貴方を探していました!」
「え?俺を探していた?」
「はい!」
「なんで?」
なにも分からず焦っている
こんな美少女が探していた?
なぜ…
「俺は、死んだはずだ」
「そう、貴方は、確かに死にました!」「ならばなぜ生きている?」
「まぁまぁ、落ち着いて下さい
順をおって説明していきますね!」
そうして彼女は、口を開いて
説明し始めた
「貴方は、確かに死にました。
しかし、神が貴方が消えるのは、
はやいと考えたので貴方を
転生しようと考えました。
なので、貴方の精神だけを
ここに呼びました!!」
転生?こいつは、なにを言っているのだろうか。
「なに言ってんだ?転生?そんなことが
あるはず…」
「あっちゃうんです!なので
今から私についてきて下さい!」
手を掴まれ強引に引っ張られる
「え?ちょっ!」
「では、いきます!
gate・on・Open!!!」
「着きましたよ!ここが
転生した貴方の新しい世界です!」
あたりは、森があり、町がある
レンガ造りの家が多い町だった
「本当に来てしまったのか・・・」
こうして俺は、死から転生し、
異世界に来てしまった…
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