第2章 自分の能力

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2-3 生温かい何かが体にあることにきずいた。 目が開けられる、まだ、生きている 会場では、歓声が聞こえている。 立たなくちゃいけない やはり、この生温かい感じは、血か。 「驚きだわ、その傷で立てるのね」 「・・・」 なんだろう、こんな状況なのに負ける気がしない おかしくなったのかな、笑えてくる 「なに笑ってんの、この状況で勝てるわけないでしょ?」 「おい」 「なによ?」 「一言、言う」 「?」 「俺は、最強である」 その瞬間、冥王が何もせずとも倒れた 会場の全員が驚いた 「司、なにをしたの?」 上でメルスの声がした 俺自身もなにが起きたのかわからない そして、数日後・・・ 目を覚めたところは、知らないベッドで辺りを見まわたしてもわからなかった ここがどこなのか考えているとドアの開く音がした おれは、ドアの開いた方に振り向くと剣聖がいた 「よかった!目を覚ました」 泣きながら喜んでいる とてもきれいな白髪で胸は大きく、顔は可愛かった うん、結婚したい 「あの、大丈夫ですか?」 「え?あ、ああ、大丈夫だ」 戦いの時とは、人が違うな でも、可愛いから大丈夫! 「私の名前は、シズクと言います。よろしくお願いします!」 「おう!俺は、司だ。よろしくな!」 「あの!家族を助けていただきありがとうございます!」 「いいよ!気にすんな!」 「じゃあ、司君って、呼びますね」 「え?え?」 「嫌・・・でしたか?」 「そんなことない!むしろうれしいくらいだよ!」 ヤバい、ヤバい こんなことがあるのか 会ってまだそんなに経ってないのに君ずけだと・・・ もう、天使だろ 「そういえば、あの冥王をどうやって・・・」 「おれもよくわかんなくて、これも能力って、やつなのかな」 「司君の能力って?」 「わかりません、はははは!!」 「そ、そうなんだ。」 俺も本当は知りたいのだがどうすればいいんだ 誰か見たりできないのかな この世界は、優しくないな 「なら、この近くに見てもらえる所があったと思うので行ってみると良いよ」 「まじか!?ありがとう!」 「え!?ちょっ!?」 「ほんとにありがとうな!」 なぜかは分からないが場所が分かる 呼ばれている感じがする 能力を知りたくて急ぎながら町を走っていると それらしき家を見つけた
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