第2章 自分の能力

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2-4 ガチャッ 俺は、その家のドアを開けた 中は、お世辞にもきれいとは、言えず散らかっていた 色々な本が落ちていたり、少し暗かった 人がいるとは、思えなかったが 確かにここから俺は、呼ばれていた感じがした 誰かいないのかな 「あのー!すいません!」 返事がないただの屍のようだ そんなことを思っていると ドアが勝手に閉まり、黒い槍が飛んできた 「うわっ!?何々!殺す気!?」 なにこの場所怖い 怯えていると奥の方からドアが開いた そこからは、いかにもな雰囲気の老婆がでてきた 「ぎゃあああ!!」 思わず変な声で叫んでしまった 仕方ないじゃないか、怖い物こわいんだ 「なんだい!いきなり叫んで」 「あ、はい、すいません」 なんだお化けじゃなかった 安心した 「やっと来てくれたねー」 「やっぱり、あんたが俺を呼んでたのか」 「まあね、所で能力を知りたいんだろ」 「なんでそれを!」 「あたしゃ、エルフだ、心を読めるんだ」 「え!?そうなんか!」 初耳だ ということは、種族によってずば抜けてすごいものがある ということか。 「本題に入るけどお前さんの能力は・・・」 これでわかる 俺の能力が・・・ 「黒炎を扱う能力、ダークインフリートだ」 「黒炎?」 そうすると老婆は 語り始めた 「この能力は、闇と炎が混じった物なんだがな、普通の闇と炎じゃない。 お前さんが闘技場でやった、あれは殺気を極限まであげ、相手を気絶させるもの、 この時点でただの闇ではない。炎は、何もかも焼き尽くすもの。 一言で言うと、この世界最強の能力だよ。お前さんの能力はな。」 「最強・・・?」 「だが、その能力は、闇落ちになる可能性がある。十分に気をつけな」 「闇落ちするとどうなる?」 俺は、真剣な表情で聞いた すると、老婆は怖い顔で言った 「大切なものを全て失う」 「っ!?」 俺は、危険な能力を持ってしまったと思っている この老婆から聞いて分かったことは、闇の能力には闇落ちがあるということ。 そして、俺の能力について そして、実績でしか価値が判断できないこの世界のこと そして思い出したことが一つだけある それは、この世界には俺が求めていたものがある やってやる、この世界で俺は、最強になるーーーーーーーーーーーーーー
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