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【針の筵】中編
久留美を連れ俺は食堂へ。
..........、あまりの事に久留美も俺も何一つ会話が無い。しかしさっきまで混乱していた久留美は妙に落ち着きているのが少し気になる。
「...久留美、大丈夫か? いや、大丈夫じゃないよな...俺もちょっと落ち着かないし」
「大丈夫ですよ...私は先輩が居れば大丈夫です」
...俺ってそんなに信用されていたのか。悪くは無いが今は素直に喜べないな。
「でも不安だよな..........これからどうしようか? 2人っきりで部活...って......今までもそうだったんだよな」
マズイな...俺も混乱してきた。
「此処にはいつまで合宿?するんだっけ?...」
「あれ? 先輩が明々後日の午前中で終わりだって...ですよね?」
「...あー、そうだったな。すまんすまん」
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