最終章 蒔村梓の苦笑

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「・・・梓様、光様!!そろそろ休憩に入ってください!!」 「「おう/分かった!!」」 午前中ぶっ通しで働いていた俺達にやっと休憩時間がやって来た。 ・・・光はともかく、何でネタとしか言いようがない俺までぶっ通しで働いてたんだろ。 人手が足りなかったのか? 「あず、どーする?何食べたい?」 「んー。たい焼き。」 「たい焼きね・・・あ!!3-Bがやってるみたいだよ!!行こ!!」 「え。このまま!?」 「クラスの宣伝頼まれちゃったからね。このままだよ。」 くっ。 クラスの宣伝ならしかたないか。 さっさとこの制服を脱ぎたかったけど、クラスのためになるのなら恥だって捨ててやる。 「じゃ、行こっか。」
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