ー 心残りなんて...ー

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主人公「なるほどメリーさん...ってメリーさん!?」 メリーさん「あら知ってるのね」 主人公「いや、あれでしょ?[私メリーさん今貴方の後ろにいるの]って感じでしょ!?」 メリーさん「そうそう、そのメリーさん」 主人公「マジですかエース...」 メリーさん「で、本題に戻るけど貴方は幽霊として暮らして行きたいの?成仏したいの?」 主人公「そりゃぁ...うーん...」 メリーさん「あら、悩むのね、私の予想だと[こんな所に居られるか!俺は成仏させて貰うぞ!]って言うと思ったのだけど」 主人公「いやぁ...それも捨てがたいけど折角幽霊になったんだし会いたい人が居るような居ないような?」 メリーさん「あら、もしかして桜さん?」 主人公「なっ!?なぜ知っている」 メリーさん「だって貴方中学の時桜さんと一緒に話してたじゃない?仲よさそうに」 主人公「そうだけどなんでメリーさんが?」 メリーさん「貴方のスマホの日記を読ませて貰ったからよ」 主人公「ちょっ...返してくだしぁ」 メリーさん「はい、それで会いに行くの?」 主人公「...うん、会いに行きたい」 メリーさん「じゃあ一緒に行こ?」 主人公「...思ったんだけどメリーさん存外軽いな」メリーさん「別に軽くてもいいじゃない?」
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