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そう反省をしている最中、小野さんは振り返ろうとしたのか肘が当たって消しゴムが俺と彼女の境界線に落としてしまった。すぐさま俺は消しゴムを拾おうとする。すると…
<糞ごみ野郎>(あ…) <小野さん>石化+赤化
消しゴムを拾おうとした俺の手と彼女の手が見事に重なりあってしまった。
俺は涙目になりながら震えた声で「ご、ごmー
謝罪しようとした瞬間俺の横腹に適切な右ストレートが静かに決まった。授業中なので大声で叫ぶことが出来なかった。こんな拳ヤンキー時代にも喰らったことがない。
その後、俺は顔を上げることが出来なかった。最悪だ。きっと、小野さんは俺が図って行ったゲス行為だと思ったに違いない..... 俺はなんてクズゲス野郎なんだ。穴があったら俺が入って埋めてほしい.....
コンコン
机の上に微かな振動が伝わる。何だろう処刑宣言なのかと思い顔を上げると、一枚の紙が俺の机の上に置いてあった。本当にこの時が来てしまったのかと見てみると、
<有り難う。>
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」声に出せないがとてつもない衝動が俺を襲った。
俺は昔はヤンチャをした。でも、この時間を相手がいやがらない程度に過ごしたいと思っている。
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