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一学期の期末試験が 終わり 帰ろうとした矢先 ぼく御堂筋 漣の下駄箱より 靴が消えてしまっていて。。。
そのまま 上履きで 下校しようとしたら
なんと それを見ては あの 鷹野 華也子が こっちを指さしては ケラケラ笑っていた 悪魔のような笑顔で 取り巻き連中共々
それを見て ぼくは 何もかも嫌になって 今日こそ 踏み切りへ飛び込もうっと
上履きのまま 猛ダッシュしては
私鉄駅の線路へ向かって いました
後方からは 悪魔のような笑い声が 響いては
ぼくへ「お前なんぞ生きてる価値はねえんだよ この私に話しかけるなんて一億年早いんだよ バーーーーカ」と ずーーーっと聞こえていました
そういえば 何故 ぼくは 入学式の日
あの鷹野に話しかけたのだろうか?
なんて思いながらも
大した理由じゃなかったことだったような?
頭の中が ぐるぐる回っては 悲しみに包まれて 止めどなく 涙が溢れて溢れて 頬を濡らしては
視界がぼやけた
その時
踏み切りが 見えて来て
あそこへ 飛び込もう!っと
進んで行くと
踏み切りの真ん中辺りに 何かが 止まっているのを見つけた
ん? なんだ?
目を見張って 見つめるや
そこには
車椅子に座った少女が 線路に填まってしまったのか?
必死に 車輪を動かそうとしています
カンカンカン
踏み切りの音が 響いては 少女
「助けてぇー!」っと 大きな声をあげるも
この踏み切り 人通りが少なく (だから ぼくもここへ飛び込もうと思ってたぐらいだが)
誰もいず
そして 駅の方からは カーブの先のため 見通しがきかず
非常にまずい状況だと。。。。
その時
カンカンカンカンカンカンと鳴る遮断機の音も気にせず
思いっ切り 踏み切りへと 飛び込んでは
車椅子の後ろへ 走り込み 後ろから 一気に 押し出しては 線路外へと 彼女を
突き飛ばしました
カンカンカンカンカンカン
キキーーーーーーーーーー
ガシャン グシャーーー
そのあとのことは ぼくは 知りませんでした
と言うか その車椅子の少女を助けるために 飛び込んでは
ぼくは 一瞬にして 死んでいました
その前までは 飛び込んでは自殺しようなんて考えていた自分がまさか
このような人助けで 亡くなるなんて思いもしなかったが。。。
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