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山まではほとんど一本道で、迷う事なくたどり着いた。
山道は聞いていた通りデコボコで足場が悪く、まわりは木々が生い茂っていた。
だが、入口からすぐの場所で木を登るリスを見かけ、私は相棒を片手に興奮した。
そして、山の奥に行くほど、図鑑でしか見た事のない野鳥や小動物を見つける事が出来た。
山を登ったり下ったりを繰り返し、私は見つけた獲物をすべて相棒のカメラに収めた。
山の水は美味しくて、木の実も豊富に生っていた。
私にとって、この山は天国だ。
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