第3章 奴隷契約

3/3
前へ
/12ページ
次へ
座ったまま パンティを脱ぐ 「脱いだら 足を開いて 僕に良く見せて」 言われるがままに 足を開く 「両手で開いて 中まで 見せて」 下唇を ぐっと噛みながら 恥ずかしさに絶え 言われた通りに 開いてみせた 「ああ…なんて いやらしいんだ こんなに濡らして こんなに淫乱な姿 誰にでも見せるのか?」 ソファーから 立ち上がり彼が 側に来る 私の髪を優しく撫でながら 「おまえは ココに 何人咥え込んできたんだ? これからは、僕だけを 愛せると 誓えるか?」 「誓います…ご主人様…」 「よし 契約成立だ 今日は これで 喫茶店へ送るよ」 頭も ぼーっとしたまま 身体も熱いままだ しかし 時間も押し迫り 帰宅しなければならない 帰り仕度を整え ホテルを後にする。 帰りの車の彼は 素の彼に戻っている この ギャップが また 私の心を奪う。 喫茶店に車を停車 助手席から私が降りると 窓を開け 「じゃあ また こちらから 連絡します。」 と笑顔で 手をあげ 去って行った。 自宅へ着く 全てが夢を見ていた様な感覚だ もっともっと 先へ進みたい 私のぐっしょり濡れたところに 触れてもらいたい 長いキスを思い出し 目を閉じて胸を触る 我慢ができず リビングのソファーで 一人自分を慰めた。 数日が過ぎたが 彼からの連絡が無く 妄想だけが ふくらんでいく 逢いたい 見られたい 触れられたい くちづけたい 自分で自分を慰める日々が続いた。 二週間くらいたったある日 彼からの連絡が来た 「今週 逢いたい 時間を作っていただけますか?」 断る理由など あるはずもない。逢う約束をして 私は その日を待ちわびた。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

141人が本棚に入れています
本棚に追加