~プロローグ~

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君にとって、 僕はどうだった? 僕にとっての君は、 暖かくて優しい 雨の降る日の春のような そんな包容力のある ステキな人だった 君に僕は何かしてあげられた? 僕は君に色々してもらってばかりで 困らせてばかりだったね あの日、君は居なくなってしまった。 どこにいったの? 僕の気持ちを知って欲しかった。 それなのに。。。 君はその日、どうして旅立ったの? 僕だけにでも教えて欲しかった。 信頼して欲しかった。 僕の気持ちを受け止めて欲しかった。 君に伝えることは できなくなってしまったけど 書き記すことなら出来る。 君は帰ってくる。そう信じて 僕はここに書き記すよ。 君との出会いから別れまでの間の 短くとも幸せだった 楽しかった日々を。。。
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