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産まれて来てはいけない命というものはたしかに存在していて、
産まれて来てはいけなかった人間が確かにそこにいる。
いや、産まれて来てはいけないというのは少し間違いかもしれない。
産まれて来てはいけなかったと思わざるおえなかったという方が正しいかもしれない。
私はおばあちゃんに会うために産まれて来た。
そう思う事で、今にも消えそうな命を守り続けて来た。
でも祖母が死んでしまった今、
私は何のために生きればいい?
何を信じて生きれば良い?
誰が私を暖かく包んでくれるの?
おばあちゃん…。
私
本当に独りぼっちになっちゃった…。
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