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――待て。
取り敢えず、落ち着くんだ。
こんな気味が悪いモンスターだ。戦闘しても、全く歯が立たないかもしれない。
戦闘のプロは、まず敵の観察から始めるものだ。
私は階段の中間辺りに座り込み、階段を下りた先にいるモンスターをじっと見つめた。
「ミュィ!ミュ、ミュュウウイィイイ!」
良く分からない言葉を発して、顔からドロドロとした液体を垂れ流している。
「ミュィ、ミュゥゥイィミュィィイゥィイ!」
――見ているだけで、気味が悪くなってきた。
【モンスターが貴方を見つめています。どうしますか?】
◆取り敢えず、一発殴る →9
◆恐る恐る、手を差し伸ばしてみる →12
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